Leonard's

嵩張る箱類をガサガサ言わせながら通りを渡れば、そこはガイドブックによく掲載される老舗のベーカリー、レナーズ。パンやケーキも売っているのだけれど、マラサダというポルトガル風揚げドーナツが有名な店だ。横浜にもあるけど、やっぱりハワイで食べるのが雰囲気も味わえて好き。さっきスタバでフラペチーノ飲んだ気がするけど気にしない。
クリームを入れる事も出来るのだけれど、何も入っていないのが好きなのでオリジナルを二個ねとカウンターで注文。少しすると揚げたてあつあつのマラサダがやって来た。さっそく店頭に置かれたベンチで食べようと袋を開けたら。


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二個の筈が三個に。でもレシートは二個分の値段。お店のおばちゃんに「三個来たよー」と言いに行ったら「あらー、じゃあ三個食べてね」だって。わーい!
あつあつふわふわのドーナツは白砂糖がまぶされていて、何となく郷愁を覚える様な素朴なおいしさ。

OUTBACK.

乗り換えの為に降りたアラモアナで少しだけ店をぷらぷら巡ってホテルに戻ったのは18時半を少し過ぎた頃。長めにバスに揺られていた事と、炎天下でのカイルアビーチまでの徒歩往復、水に入った事等でよれよれになった夫婦は小休憩。ちょっと目を瞑るだけね、ちょっとだけ横になるけど寝ないからねと言い合いながらすぐに熟睡。気が付いたら21時になろうとしているところであった。あいやー。

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朝ごはん。


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出発前に発行されたハワイ特集のHanakoの表紙に掲載された高橋果実店で、ツナチーズと玉子サラダのサンドイッチ、熟れ熟れのカットパイナップルを買う。けれど部屋に戻って食べる時間は無い。近くにベンチも無い…はてどうしようと思っていたら、道の反対側にセブンイレブンがあった。店の前には「どうぞ!」と言わんばかりに椅子とテーブルが。セブンイレブンで温かいコーヒー(ライオンコーヒーだった)を買って、ありがたくモグモグ。

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今日も寝坊のハワイ三日目。




起きたら9時前で、茫然としながら起きる。今朝も夫が珍しく盛大に寝ている。何時もは夫が0655と共に妻を叩き起こしているというのに、ハワイに来た途端、逆のパターンになっているのは何故なんだ…今日はカイルアに行く予定だから早起きしようと固く心に誓ったのに。まあいいか、近場で済ますかと思ったけれど、折角夫が初めてのハワイなのである。全米でも指折りの美しいビーチとして知られたカイルアビーチへ連れて行きたい。常ならず眠りを貪る夫を叩き起こし、朝ごはんを買いに外に出た。

FATBOY'Sとラニカイジュース


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空腹でちょっと白目になりつつ戻ったカイルアの町でとった昼食は、FATBOY'Sというプレートランチ屋のガーリックチキンとバーベキューショートリブ(どっちもミニサイズ)。

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オアフ島二日目其の三

点心で満ち満ちたお腹を抱え、すり足でダウンタウンまで戻る道すがら ROSS FOR DRESS LESS という安売り服屋があったので夫と入る。私はハワイだと着られるサイズが沢山あるのでフカの様に貪婪に店内をうろつき、夫は地下のメンズフロアーでベビーカーに乗った推定三歳児に「ラブラブラブラブラブッラブッ♪ イッ、キュウ、サン! ラブラブラブラブラブッラブッ♪ イッ、キュウ、サン! ラブラブラブラb(ry」とエンドレスエンドで最低五分は歌われて気が狂いそうになっていた。一休さん、ハワイでも放映しているんだね…。
「こわいよー!」と泣いて妻のもとへ戻って来たので、仕方無く買い物を切り上げてホテルに一度帰還。バッグは買って貰ったからいいんだ…。


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ホテルの近くに戻ったら昨日チェックイン後に外に出て直ぐ見かけた黒猫がニャーンと挨拶をしに来てくれたので、日頃の猫不足を補うべくたっぷり撫でさする。ハワイで猫を見たのも初めてなら、初日に虹を見たのも初めてだ。夫と居ると、こういう事が多くて不思議だ。根が素直な人には、いいことが沢山あるのかなあなんてふと考える瞬間。
 
日本より気温も湿度も低いハワイといえど、日中は太陽がほぼ真上にあるので歩き回っていると疲れる。コンドミニアムで少し昼寝をして、日没(19時ちょっと過ぎ)に間に合うようにアラモアナビーチパークへバスで移動。

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ワイキキやアラモアナからでは海面に沈む夕日は見られないものの、金色の陽射しが海や雲や街並み、会社帰りに来て泳ぐ人々を照らしていて、まるで神の視点を得たような気持ちになる。アラモアナビーチパークはワイキキと違って平日はとても静かで広くて緑が沢山あって、とても好きな場所。そこで思い思いにのんびり楽しく過ごすハワイの人々を見ながら、東京でもこんな風に過ごせる場所があったらなあなんて無い物ねだりを考るのは致し方ない事だと思う。そして夫はうっとりとハワイの黄昏に身を委ねていた。今日は夏至