メモ
大桟橋から、赤レンガ方面へ向かう歩道橋越しに見えた猫。
束の間、不思議な輝き方をする雲を見た。
猫が居たらどんな生活かなとか、旅をするならどんな国へ行こうかなとか。妄想も、自分に余力が無いと出来ないんだな。
ふと以前の日記を読み返していたら、こんなことを書いていた。 そうだ うれしいんだ 生きる よろこび たとえ 胸の傷がいたんでも いつか私も、こんな言葉を言えるようになりたい。 言えるようになるとは思わなかった。生きてみるもんだと、しみじみ思う。
悲しくてもいいの。自分の事が嫌だって、構わない。それさえも証だと思うから。生きていたいという望みの。だって、生きていたら。生きてさえいたら。出来れば何時だって、笑っていて欲しいけれど。
距離と記憶は比例しないが、距離と思考は比例する。
しくしくぱかぱか泣いたら、少しすっきりした。
ミタニさんの言い間違いから、久しぶりにお腹が痛くなる程笑った。
夫に隠し子がいて、それに憤っていた。「子供だけは嫌だったのに!」叫んだところで目が覚めた。夢でよかった。本当に叫んでいたので、本物の夫であるところのミタニさんは夢か発作*1か判断つきかね、「どしたの!?」と飛んできてくれた。よかった。夢の中…
そう、何だっていいのだ。遠因でも原因でも要因でも。血祭だとか大潮だとか低気圧だとか。狂った調律しか出来ない今を乗り越えられるなら、何だって。
猫を見れたら、その日は良い日。
少し早いけれど、ミタニさんのお母さんの一周忌法要。向こう側で、好きな事を好きなだけ楽しんでいますように。
「結婚は、思いやった者勝ちですよね」 凡そ一年ぶりに出頭した美容院で。昨日出掛けから喧嘩、昼もごはんを食べながら喧嘩をしたばかりだったので、殊更染みた。
夕方と夜の境、群青色の空に輝く満月。
眼鏡を外した時の視界が、眼鏡をかける前の視界よりぼやけている様に感じる。本当は変わらないのに。同じ様なことは沢山あるのに。
そうだね、人生は愛と気合いだね。何があっても。
長いお休みが終わる。こんなに安らかな気持ちで過ごせたお正月は、初めてだった。これからはこんな風に、穏やかに過ごす事が出来るんだな。嬉しいな。
実家に出頭してきた。結婚して、この家から離れることが出来て本当に良かったとつくづく思う。私は私の道を行こう。
あなたとあなたの大切な人達が健やかで、幸せでありますように。今年一年、本当にありがとうございました。喪中の為、新年のご挨拶に代えて厚く御礼申し上げます。
通っていた幼稚園がカソリック系で、西洋人の神父様が居た。クリスマス会には必ずサンタクロースが来てくれて、その人は本当にそれはそれは立派なサンタさんで、だから存在を疑った事も無かった。 いま私は特定の宗教を信心してはいないけれど、クリスマスの…
叶わないかもなあと思いながら遠い先の話をしていたら、ミタニさんの後ろに流れ星が見えた。何時か叶うよって、言われたみたいで嬉しい。
生け花を始めて五ヶ月ほど。同じ花材でも生ける人によって異なった作品になるのがとても面白い。まるで人生みたいだ。
久しぶりに朝焼けを見て、そういえばもう直ぐ冬至なんだと気付いた。
昔の恋人(ハニさんに非ず)から会いたい旨のメールが届いた。何かこう…タコ殴りにしてやりたいような、首根っこ引っ掴んで高速ヘドバンさせたいような、馬鹿だね相変わらずって笑っちゃうような。おめ三ヶ月前に結婚したって言ったろ!
ハニさんらしき人とすれ違った。多分。
改めて入れた筈のコーヒーがなかなか出来ない。変だと思ったら、コーヒーメーカーのスイッチが入っていなかった。変なのは私か…。
コーヒーを飲もうとしたのに、ポットからマグに注がれたのは白湯だった。粉、入れ忘れたか…。
今日から眼鏡妻です。
人の幸せを願うなら、自分も幸いの方角へ歩むべきだ。一歩でも。幸を願わば穴二つ。
炬燵に潜りながら、「あ〜♪ メビウ、ス、の、輪から〜♪」と歌っていた。ノー! 洗脳ノー!