地震二日目。

yukami_dna2011-03-12

パニックとか書いておきながら、その後10時半頃まで熟睡。パニック…?
お米五合も炊いたよと報告したのに、夫は何故かみかんの缶詰の他におにぎりまで買っていたのでそれが今日の朝ごはん。ガスを使って良い様だったので、お豆腐と葱の味噌汁も作って飲んだらすごくほっとした。
台所がかなり悲惨な状態(シンクに水切り籠の中身が一切合財雪崩れ込んでいたり)だったので、渋々それを片付けてから錦糸町まで夫と歩いた。こんな時でも掃除はやっぱり嫌い…。
蔵前橋通り・春日通り・三ツ目通りは高速道路を使えない為、トラックがぎっしりと列を成していた。空には何台ものヘリコプター。歩いていても余震は続いていて、その中でスカイツリーはすっくと立ち上がっていて、それがとても頼もしい。
錦糸町までの道すがら、コンビニを通り過ぎる度に覗き込んだけれど、おにぎりもパンもお菓子も無くて欠品祭り状態。一人暮らしのおじいちゃん・おばあちゃんも多いところなので、そういう人たちもきちんと手に入れていたらいいのだけれど。
 
錦糸町近くに到着した頃には15時手前になっていた。昨夜はとても不安だったし、小腹も空いたしで美味しいものが食べたいねとトミィに寄ってみたら、営業していて嬉しかった。店前に何時も居る長毛の猫が居るのも。よかった。何時も来ている店が開いているって、何て安心するのだろう。トミィに行くと何時も頼む、レタスとハムをホットケーキで挟んだサンバーグをもりもり食べた。暖かくていい天気で、沈丁花のにおいのする日。普段と変わりないように見えるけれど、食べる合間に店員さんやお客さんの携帯がひっきりなしに鳴って、誰かの無事やニュースを伝え合っていた。
錦糸町まで歩いて来たのは、比較的規模の大きい西友があったからだった。水やお茶のペットボトル・カップ麺は、コンビニと同じくごっそり無くなっていたけれど、肉や魚・パン等は潤沢にあったので3〜4日分の食料だけ買って帰宅。
18時から20時にかけて、節電してくださいという東京電力のお願いを誰かがtwitterヤシマ作戦と名付けていて笑った。こんな時だからこそ、ユーモアがとても有難い。私もヤシマ作戦に向け、炊き込みご飯を量産。米は凍らせておけば自然解凍で食べられるし、有事じゃなくなっても夫のお弁当になるだけなので便利。
テレビは夫の希望でずっと流していたけれど、見ているだけでPTSDになる人もいるとこれまたtwitterで聞いたので、台所で料理をしながらRAZIKO(IS03radikoアプリ)をつけていた。思った以上に安心を得られたので音楽えらい。
 
原発の事、余震の事、東北の惨状。考えるだけで苦しくなるけれど、苦しくなっても、怖くて手が震え続けていても、私は私が生きる事をがんばる。ちゃんと食べてちゃんと寝て、誰かを助けられる時にすぐ助けられるようにしていたい。笑って、大丈夫だよと手を差し伸べたい。がんばろう。がんばれ。がんばる。