飛行機が滑走路に向かう時、窓の外を必ず見る。整備員たちが手を振って、そうして一礼する。気を付けて、行ってらっしゃい。何時もそんな風に見送っている。

朝起きたら粉雪が降っていた。思わず「こなああああああああああああああ」と歌ってしまう。今日は一日、炬燵の住人と化していた。時折窓を開けて、降る雪を眺めた。暖かくしながらお茶を飲んだり博多通りもん食べたり、ぬくぬく幸せに。そう、幸せに。