おれはアホにもほどがある。

 
だからおまえといっしょにいたいんや。
 
ああそうとも、私はアホだ。そんなことを認めるにも、チンケなプライドが邪魔して時間がかかるくらいにアホだ。だけど一緒に居たいんだ。誰かのものじゃない、私と一緒に歩く彼と生きたいんだ。あんな顔見る為に別れたんじゃない。アホだけど、どうしようもなく頭悪いしだらしないし、欠点あげたらキリないけれど、それでも私ならあんな顔させたりしない。幸せにしたるっちゅうの。サムライになるっちゅうの。いつだって、いくらだって。