川崎大師→博多

先週始め、夫が「前泊するから日曜日から火曜日まで福岡出張なんだけど、一緒に行かない? 一人じゃ寂しくて可哀想だから」と言うので同行する事にした。夫が嫌いな納豆や豆や香菜料理を作ったり、掃除もせず一人フリーダムに生活しようと思っていたのだけれどまあいいか。結婚して三年目、未だに錯覚した妻の幻想を抱いたままの夫なので、さびしんぼ発言は否定しないでおいた。このまま美しく誤解していて欲しい。
という訳で新婚旅行を途中にしたまま、あんまり実用性の無い福岡・長崎旅行記です。相変わらず長いので畳みます。
 
・昨年末にお義父さんが少し入院したのと、夫の本厄と私の後厄があったので川崎大師行こうという事に。気は心ということで。
・福岡行きが急に決まったので、カート引っ張って川崎大師入り。駅のロッカーに入らなかった…。
・だのにお義父さん、厄除けしないで棒に願い事書いたやつをお炊き上げしてもらうのみ。お義父さんメインの筈なのですが…いいんですかお義父さん。
・時間潰しにうろうろしていた境内のベンチで、猫に寄り添われて悶絶。
・ベンチに大人しく座っていたので、横で撫でさせて貰っていたら「もっと撫でなさい」と寄りかかってきた。はーん!
 


    

 
・ねこかわいい。ずっと撫でさせてくれた。二年前も撫でさせてくれたよね。
・厄除けしないでずっと撫でていたかった。
・厄除け直前に大き目の地震。どよめく堂内。久しぶりのでかい縦揺れでびびる。
・厄除けに来たのに地震て。
・「耐震性ばっちりですから大丈夫です」と法話を続ける兵(つわもの)坊さん。ばっちりか、じゃあ良いか。
・鰻をご馳走になってお義父さんと別れ、護摩札持ったまま福岡へ。お義父さんメインの筈だったのですが…。嬉しそうだったし、いいんだろうな…。
・相変わらずフリーダムに超天然のお義父さんが大好きだ。
・「あっちにぶりぶり太った黒猫も居たよ」と教えてくださった。また行かなきゃ!
護摩札持ったまま羽田空港へ。カートの中に入れちゃったけどいいよね。
 

    

    


 
・折角なので、新しく出来た国際線ターミナルに行ってみる。展望デッキが素敵だった。後はもういいかな。空港は飛行機に乗るか、飛行機を見に行く所だな。あと空弁ね(重要)。
・展望デッキでJALの機体を見て、きゅんとした。がんばれ。でも今回、行きは全日空だし帰りはスターフライヤーだしごめんねJAL
・デッキがぽつんぽつんと点在していたり、誘導路のカラーリングが赤と白のステッチになっていて可愛かった。
 
・さて九州行き。熊本(父の郷里)以外、行った事が無いので、それはそれは楽しみにしていた。
・勿論、私の楽しみと言えば食ですよ、食。うどん! 海鮮! とんこつラーメン! 梅の香ひじきに博多通りもん
 

      

 
福岡空港博多駅から直ぐの所にある。地図で確認していたけれど、本当に街中にドーンと降りたのでちょっと吃驚した。昔の香港みたいだ。
・地下鉄空港線で、祇園駅まで。空港から博多の中心街まで三駅!
・車内のカラーリングが、赤だったり木目調だったりで、西の文化だなーと思う。
・東は実用性のみを求めるのか、素っ気無いのよね。リサイクルし易い様にらしいのだけれど。

 
      

 
・宿泊はドーミーイン博多祇園。近年出来たばかりのようで、綺麗で広くてインタネッコ接続無料。安いし温泉あるし、素晴らしい。
・日没が東京より遅くて、やっぱり香港を思い出した。遠くへ来たんだなあ。
 
・夜は渡辺通駅近くの『鮨・あつ賀』さんへ。
・座りっ放しだったからと、祇園から適当に歩いたら大回りになってしまって、飲む前から汗ばんだホカホカの状態で到着。しっとり夫婦…。
・4200円のコースでむっちむちの河豚や鮑、ふわふわの焼き鰆、とろとろの大トロ等堪能。食べログの口コミ通り、これでもかと出て来るので夫と目を白黒。
・何もかもがうましだけど、特に「鮪のネックです」と出された部分が滅茶苦茶うまし。赤い柚子胡椒と胡麻油を付けて食べる。夫と二人、只管悶える。うまし。めたくたうまし。
 

    
    

 
・ネック部分は手に入らないけど、安い鮪を買ってきて赤い柚子胡椒と胡麻油で合えて食べたら良さそう。
・東京では見た事が無い、木挽(黒麹)と甕匠(かめのたくみ)をロックで。
・食事が滅茶苦茶美味しいのは言うまでも無い。
・で、焼酎も滅茶苦茶美味しかった!!!!!!!!
 
・すっかり酔っ払いになって、行きと同じく帰りも徒歩でホテホテ。
・中州を越える時、那珂川の水面がとても穏やかだったので夜景が映えて綺麗だった。
隅田川は流れが速いんだな、いつも水面が漣だっているもんな。
・夕方到着だったので、あっという間に一日目終了。明日は長崎へ。ちゃんぽんちゃんぽん!