少し余分に生きているから、その分だけ時間を流れてきていてね。だから昔よりしんどくなかったり、見えていたりする事もあるのだけれど。流れなくちゃ、泳がなくちゃ来られない場所だからさ。だから此処から見ているね。流れていきながら、見ているね。

夕方より、朝の方がこの世の終わりを思い起こす。果ては、始まりと共にあると。

肉豆腐（牛切り落とし・豆腐・舞茸・長葱）、根菜の煮物（里芋・蓮根・人参）、魚河岸揚げの網焼き（生姜醤油）、ヱビスビール、あつあつご飯に山形のだし（胡瓜・茄子・紫蘇・茗荷・昆布）をかけて〆。 肉豆腐は高山なおみのレシピで作ったら、早くて簡単で…

小糠雨降る井の頭公園で、ウィルキンソンのジンジャーエールを飲んだ。ミタニさんが隣で、雨降りの朝で今日も会えないと歌っていた。 携帯の目覚ましをばらの花にしていて、寝汚い私は1フレーズ終わった頃漸く止める。

雨降りの朝で、久しぶりに早く起きられた。嬉しい。

お母さんを送り出したミタニさんが、帰って来た。

窓から誰かを送る火のにおいがする。

そうだ、今日は辛うじて夜に部屋を脱出して無印良品でアロマディフューザー買ってきたんだった。使いやすいし、においの広がり方も好きだし、買って良かった。

広くて、何も考えられなくなる程静かな場所。ただ在るだけを知る場所。

思いがけず休みになった今日。ミタニさんは実家だし、一人で下北沢へ行こうとかおいしいケーキを買おうとか思っていただけで一日が終わった。そんな休日は久々で、気管支炎前の、喉の細くなるような気持ちとぽかりとした寂しさと、目眩がする程濃密な「何処…

id:nats0316さんより「もっと奥まで知りたい覗きたいバトン」を頂きましたイエア！ ありがとうございます、ありがとうございます。yuriさんの日記から垣間見える細やかさが、とても眩しく憧れております。ありがとうございます。 相変わらず嬉しいとテンパっ…

ミタニさんの妹さんと初めてお会いした。ソーリトルな遊上のハツが、破れるかと思う程緊張した。

今日はミタニさんと、ミタニさんのお母さんを迎えに行った。

昼休みの路地裏で、悩殺されるとは思わなんだ。

少し家事をこなしたものの、大方は茫然としている内に日が過ぎた。明日は動けるといいな、そっとしておいてくれたミタニさんを安心させたい。

寂しいという感情は、迎え入れる余地があるという事。

牛スジと大根のピリ辛煮、茄子の揚げ浸し、冷や奴、ビーフン、ヱビスビール。 牛スジと大根はそれぞれ下茹でした後、炊飯器で煮た。茄子も調味液（醤油・酢・砂糖・ラー油）をかけ回してレンジ調理しただけ。

下北沢→下高井戸→三軒茶屋→新橋→竹芝→大門暫定ッスよ。

自分そのものが根底から変わる事は無いのだ。多分。

草枕で冷たい牛乳珈琲を飲んだ後、東京駅を経由して日本橋までテクテク。涼しい夜、春先に歩いた道を辿るのが嬉しくて、何時までも歩いていたいと思った。涼しいけれど、良い夏の夜だった。

考えるばかりが先に立ち、動く事をしないのだな。幾らシミュレーションをしたって、考えたって、私の頭の中だけの事。考えずとも心から差し伸べられた手にはかなわない。側に居るようになってから、動く事を忘れてしまっていたな。甘えて、怠けて、自分の事…

盛り合わせ（茹でウインナー・玉葱と生ハムのマリネ・焼き椎茸・レタス）、プレミアムモルツ、〆に鱈子ご飯。 オリンピックの開会式を見ながら晩酌。

行こう、おばさん。ラピュタはあの中にある！

春先まで居た会社へ行ったミタニさん、元の上司に、「まだ入籍しとらんのか、遊上さんに逃げられないようにせえよ」。 一方私、昨晩父に電話で「お前はちゃんとやってるのか、逃げられないようにしっかり捕まえて、逃したら駄目だぞ」。 揃って駄目そうらし…

ハンバーグ（大根おろし・紫蘇・ポン酢）、茄子の煮浸し、サラダ（レタス・セロリ）、味噌汁（えのき茸・エリンギ・舞茸・キャベツ）。

スーパーマリオブラザーズみたいな空。

会社帰り、ミタニさんと帰宅しようとしたら同じチームの人とすれ違った。「遊上さーん、ご馳走様ーウフフフフー」 手を繋いで、しかもぶんぶん振っている最中だった。

どうか幸せで、笑っていますように。

私の中に存在する空白は、私が許していくしか無い。許せないのだとしたら。けれど許すも許さないも無く、ただ在るのだとしたら。裁く必要は無い、のだと思う。ただ在るのだと、それだけの事だと。他の誰でも無く、私が。

真子鰈のバターソテー、切り昆布と薩摩揚げの煮物、サラダ（レタス・セロリ・アスパラガス）、冬瓜と舞茸のスープ。